上野公園の国立西洋美術館で開催中の「レンブラントとレンブラント派」(2003/9/13~12/14)に、行って来ました。
学校の美術の教科書で見たレンブラントの名画が目の前にあり、感動しました。レンブラントの師匠、兄弟弟子、弟子の作品も展示されていました。あの微妙で立体的で、それでいて自然な陰影は、どの様にして描かれるのか?子供の頃からの謎が解けました。薄暗い部屋の中で、モデルの上方に布を張り、後方斜め上から、布越しに間接光を逆光気味に当て、あの様な陰影を作る様子が、ビデオで説明されていました。恥ずかしながら、この技法が、レンブラントライトと呼ばれ、広く用いられている事を初めて知りました。当館の時計正面写真は窓際で、後方斜め上方から、レースのカーテン越しの間接日光が逆光気味に当たった状態で、撮影しています。これもレンブラントライトでしょうか?明るい部屋で撮影しているのでレンブラントライトの効果はありません。日光だけの室内で、出来る限り明るい写真を撮ろうとしたら、レンブラントライトに似てしまいました。写真は入場券と図録とその袋です。画題は「悲嘆にくれる預言者エレミア」です。
※2003/10/21(火)加筆
「レンブラントとレンブラント派」(2003/9/13~12/14)開催中の国立西洋美術館の写真を追加しました。
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