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日曜日, 2月 03, 2008

夜スペに思う その3

 私の小6のクラスの約三分の一が私立中学に行った。公立中学の先生達は、上位三分の一が抜けた残りを教える気がしなかったのだろうか?もし本当にそうだとしても、低モラルや、不熱心な学習指導の言い訳にすらならない。
ただ、望んで進学してきたわけではない子供達を教えるのは、気が重い作業ではある。いずれにせよ、受験しなかった子供達には関係ない。

 私の時代、上位三分の一が、本当に私立中学に行ったのかというと、そうとも言い切れない。今から?十年前の中学受験は、難関校と、滑り止め校のレベル差が大きく、選択肢が少なかったように思う。難関私立中学に落ちると、公立中学に進学し、難関公立高校を目指すパターンが多かったようだ。公立中学の先生達がまともに学習指導しなくても、難関公立高校に進学する子供はコンスタントにいた。ただし、塾の月謝は、私立中学の月謝と変わらなかったようだ。

 今は滑り止め校がレベルアップしたので、選択肢が増えた。せっかく中学受験したのに、第一志望に落ちたからと言って、全滅以外の理由で、公立中学に進むことは、まず無いと思う。だから、クラスの三分の一が私立中学に行ったとすれば、上位三分の一が公立中学から抜けたことを意味する。    続く。

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