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土曜日, 2月 02, 2008

夜スペに思う その2

 入学式にジャージーで臨んだ先生達は、服装指導に比べると、学習指導には不熱心だった。私の行った中学には、教科毎の係と言う物があり、授業前に、係の生徒が担当教科の先生を呼びに行くことになっていた。
係が呼びに来なかったからと、授業をボイコットした数学の先生がいた。そういえば、この先生の結婚式は平日だった。他の先生達も結婚式に出席したので、その日は学校から先生がいなくなってしまった。体育の先生も平日に結婚式をした。その日も勿論、学校から先生が消えた。

 色黒の英語の先生は、入学すると直ぐに病気療養のため長期休暇に入り、中学3年間の内2年間は自習だった。親達は代理の先生を頼んだそうだが、病気の先生の昇進に差し支えるからと、拒否されたそうだ。先生の機嫌を損ねると、内申書に響くので、強く言えなかったのだそうだ。神奈川方式の県立高校受験は内申書重視のため、先生の立場は信じられないほど強かった。私立はと言うと、中高一貫が多く、名前を聞いたことがある私立は高校から入れないのだった。ちなみに、英語の先生は肝臓病で、余りに長く休んだので、昇進しなかったようだ。

 何故こんなに先生達のモラルが低かったのか、決して先生達の行為は許されるものではないが、今は、その気持ちが少しだけ分かる様な気がする。              続く。

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